2010年3月17日水曜日

紙を折る回数の限界を数学で考える。

紙を何回かおっていくと月にたどりつく。っていうのは何度か聞いたことがあります。


トリビアの泉
http://www.oride.net/trivia/trivia726-732.htm

でも紹介されていたようですが理論上は
コピー用紙を43回おると月にたどり着けるそうですね。
なんかイケそうな気がしないでもないですが。

せいぜい人の手だと5回くらいですよね。



GIGAZINEのこちらのニュース。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100305_fold_half/


ただ・・へぇ・・・で終わるのではなく数学で公式化しているところが面白いです。
大学の授業では1時間使って
この公式にたどりつくプロセスをやってみるとかでもいいのになぁ。

味気ない数学の授業も身近に(?)感じられる瞬間かと。
公式が美しく見えますね。



■以下引用


ちなみに公式はこんな感じ。厚さtの紙をn回半分に折るために必要な長さLを求めることができます。必要な長さは紙の厚さに比例するため、薄ければ薄いほど短くて済むようです。


1回折るごとに厚みを半径とする半円の分だけ長さが失われていくという考え方のもと立式されたそうです。


こちらは、1回前の折り目に対して直角に折る場合。厚さtの紙を
n回折るために必要な正方形の紙の一辺の長さWを求められます。



ちなみに、厚み0.11mmのトイレットペーパーの場合、
25回折るとだいたい富士山の高さにすることができます。

0.11mmのトイレットペーパーを何枚重ねると3776mになるか算出
(3 776 * 100 * 10) / 0.11 = 34,327,272.7

2の何乗でこの枚数に近づくか調べる 2^25 = 33,554,432
25回折るのに必要なトイレットペーパーの長さは

公式に値を代入
(3.14 * 0.11 * ((2^25) + 4) * ((2^25) - 1)) / 6 = 6.48143104 * 10^13

ミリメートルをキロメートルに変換
6.48143104 * 10^13 / 10^6 = 6.46143104 * 10^7
6400万キロメートルとなります。


ここまでくるよくわからんが本当に面白い。
高校、大学でもう少し数学をやっておけばよかった。