2010年2月26日金曜日

2011年 マイコミによる大学生意識調査発表


大手就活サイト マイナビを運営する毎日コミュニケーションズが
2011年卒の就職意識調査を発表しました。

アンケートの母体に占める文系女子がちょっと割合としては
多いので偏っている気がしないでもないですがそれでも
大学3年生・院1年で約15,000名のアンケートはさすがに見ごたえがありますね。



気になったデータとしては・・・

「行きたくない会社」の中で「体質が古い会社」という項目が
この8年で20%→10%にというところです。
ベンチャー企業に人材が行かないという構造が中々変わらないですね。
チャレンジする気持ちが若い人になくなってしまうと
新しいものが生まれないのでとても残念な結果といえそうですね。

一方起業志向のある学生はどれくらいいるのでしょうか?
就職しなくてもよい10%→(その中で)就職しなかったときの希望進路が起業 4.4%
ってことは0.44%ですね。
文系男子に絞れば0.78%この数値は5年間あんまり変わっていないようですね。

起業くらいになると時代に左右されず起業するやつはする、しないやつはしない。
ってことなのかもしれません。



2010年2月17日水曜日

大学生向けサイト (ポータルサイト/SNS中心)

大学生向けのポータルサイトはたくさんありますね。
まだずば抜けて有名なサイトはありません。
ここから有名になるサイトは出てくるのでしょうか?

■学割info
学割の商品やサービスがたくさん紹介されています。大学発の商品なんかも紹介されています。

■Gappy
関西の大学関西の大学生生活を応援する学生団体によるポータルサイト クオリティがとても高いです。
どこか企業が支援しているのでしょうか?

■キャンパスシティ
大学生ポータルサイト 大学情報やサークル情報も見れます。

■ミルクカフェ
大学生だけではなく、中高生も利用できる学生用の掲示板

■トライゲート
大学生向けSNS 家庭教師のトライで家庭教師をやっている学生が中心

■大学生SNS
その名の通り。大学生向けのSNSサイト

■カレッジ大学
通称カレカレ。エンターテイメント中心のバーチャル大学。いとうせいこうが学長、バナナマンがメインコンテンツ実施。
河合塾の通学生からのユーザーが中心。

■らくらく連絡網
サークルや学生団体、ゼミをやっているならこの連絡網。

■Camjam 
北海道発の大学生ポータルサイト 北の情報が充実してます。

■Linno 
大学生SNS ドキュメントを共有したり、アプリで遊んだりできます。

■キャスフィ 
しゃべり場 みたいな掲示板が中心の学生ポータルサイト

■DO-campus
アルバイト情報なども充実している大学生ポータルサイト

■Biz-GP
大学生向けビジネスプランコンテストのポータルサイト ビジネス好きな学生は要チェック



ここでも見れます。


2010年2月15日月曜日

東大LEGO部2010年度始動。

東大LEGO部が五月祭に
向けて2010年度始動したそうです。


東大LEGO部の作品の安田講堂。
バカバカしいけど本気。
学生時代に何かの活動に打ち込むのっていいですよね。



(東大レゴ部の作品ではないので)
余談ですが・・・レゴってこんなものでも作れるんですね・・・
1/40 戦艦大和 とてもレゴには見えない・・・。
あぁ・・・こんな作品が作れるなら
自分も東大レゴ部に入りたかったー。


まずその前に東大に入れないけど。

2010年2月13日土曜日

大学ってお金持ち?

大学の運営には、国からの補助金がでています。
一部の大学は独自性を保つために
補助金なしで運営を行っているところも
あるようですが基本的には補助金を受け取ってます。

補助金はもちろん税金です。

同じような独立行政法人は法律で財務公開が義務付けられてます。

当然ある程度は透明性を確保せにゃならん、ってことで
多くの大学でも財務状況が公開されています。

これが中々見ようと思わなければ見る機会などないですよね。

よく経済雑誌などでも特集が組まれているベタな大学ですが
最高学府の東大、私立の雄、早稲田・慶應を見てみましょう。
下記は平成20年度、2008年のデータです。

◆東大
年間の収入が2,000億円、内補助金は960億円、寄付金73億円
保有資産1兆3,000億円。

◆早大
年間の収入が1,400億円、内補助金は120億円、寄付金31億円 
保有資産は3,000億円。


◆慶大
年間の収入が620億円、内補助金は120億円、寄付金32億円
保有資産は3,700億円。


保有資産のうち、東大と早稲田は大部分が土地と建物ですが
慶大は有価証券が多く資料が異常に見やすいのが特徴でしょうか。
早稲田・慶應共に付属校の収支を入れたらさらに大きな収入になります。

やはり・・・・母校にはたくさん眠っていらっしゃるんですね、先生。



さらに海外に目を向けると・・・
イェール大学は約140億ドル(1兆3,000億円)を運用しており
ハーバード大学は約350億ドル(3兆2,000億円!!)を運用してるんだとか。


すごい・・・すごすぎてよくわからないです。
ホームページからも気品が漂ってますね。

ただそれだけに、
ひとたびリーマンショックみたいな事態が起こると・・・
大損害を被ってしまうようです。

駒澤大と慶應大の2大学だけで400億円の損失って…
2008年の大学財務担当者は胃に穴が開くような思いだったでしょう。
ほどほどにしないとね。

でも…いくら教育にお金がかかるといっても
この桁外れに増やしたお金、どうするんでしょうか?
ばっちり大学生に還元して欲しいですね。


もちろん各大学の決算報告には決算書の数字だけでなくて大学ごとの
新しい取り組みなども紹介されています。
企業評価と違って数字がよければいい大学ってわけでもないので
それも含めて要チェックです。

2010年2月6日土曜日

センター試験をデータでみる。



国公立大学の入試に
必須のセンター試験の
受験者数が左図です。

少子化が進んでいますが、
大学進学率は年々増加しています。
大学全入時代ってやつでしょうか。



平成15年に受験者数は60万人と
ピークを迎えてそこから徐々に
減少に転じています。



進学率だけではカバーしきれない
少子化が始まってると
いうことでしょうか。



(↑クリックすると表示が大きくなります。)



そんな中大学センター試験の平均点が発表されました。
受験生にとってはその年の平均点は大事な数字ですね。
私が地理を受験したとき地理の平均点が低くかったにもかかわらず特典補正がなく
ブーブー文句を言っていたのを覚えています。
1点2点に一喜一憂していたあの頃が懐かしいです。


一番受験者が多いのは英語で51万人。
日本の入試試験なのに国語より受験者数が多いって不思議ですね。
一番少ないのは工業数理基礎で67人。

・・・・。67人て
うーむ・・・やる意味あるんでしょうか?(苦笑)
少ないでいえばドイツ語やフランス語、韓国語も200人以下で随分と少ない。


2010年度センター試験 科目別平均点

教科・科目     受験者数    平均点
 <国語>
国語         497431   107.62

 <地理歴史>
世界史A       1979  52.31
世界史B       91118  59.62
日本史A       4094  48.42
日本史B     151792  61.51
地理A        4980  53.58
地理B       110093  65.11

 <公民>
現代社会    171419  58.76
倫理       55849  68.66
政治・経済    89887  59.16

 <数学(1)>
数学1       9555  40.87
数学1・数学A 368289  48.96

 <数学(2)>
数学2         7018  35.94
数学2・数学B   331215  57.12
工業数理基礎      67  48.49
簿記・会計      1367  40.77
情報関係基礎     606  59.91

 <理科(1)>
理科総合B    16372  64.83
生物1       184632  69.70

 <理科(2)>
理科総合A    29315  63.38
化学1       208168  53.79

 <理科(3)>
物理1     147319  54.01
地学1      24406  66.76

 <外国語>
英語        512451 118.14
ドイツ語        124 150.12
フランス語       165 134.81
中国語         364 138.03
韓国語         167 149.97
英語リスニング  506898  29.39


ちなみにそんなセンター試験。
独立行政法人大学入試センターというところが行っています。

はやりの事業仕分けで経費が削られたりしていないでしょうか?
経費は削っても問題の公平性・質は削らないようにしてもらいたいですね。