2010年5月17日月曜日

男女平等のあり方 東北大調査

東北大学が男女平等について調査をしていました。
こういう指標設定からリリースは興味を引きやすく、わかりやすいので
大学にはどんどん研究してもらいたいですね。
海外の大学のほうが普段の生活に密着した研究が多いような気がするので
日本の大学にもぜひもっとやってほしいです。


大学からのリリースは信頼度も高くメディアも取り上げやすいという特徴がありますね。




以下ニュースより引用





日本で最も男女平等が進んでいるのは鳥取県で、最下位は埼玉県――。
吉田浩東北大教授(公共経済学)が「男女平等度指標」を開発、
それを基に都道府県の順位をはじき出した。
 吉田教授は、男女共同参画が進むノルウェーの統計局による指標を日本向けに改良し、(1)女性の労働参加率(2)男女の所得比(3)女性地方議員の割合などを集計。
 このほか、女性に活躍の場があり定着しているとも読み取れる人口の男女比や、行政の援助が前向きかどうかが表れる小学校入学前の通園率などの値も総合し、都道府県別の平等度を算出した。その結果、1位は鳥取で長野、京都、岡山、香川が同点の2位。
東北大学プレスリリース

個人的には男女平等とその都市の幸福度を並べて欲しいかな、と思いました。
・・・・というのもあくまで推測なのですが鳥取県となれば全国でも所得水準が低い地域。
実際は共働きしたくないのに共働きをせざるを得ない状況があり、男女ともに所得が低く
差がついていない。という状況も考えられます。
今は専業主婦になりたいという女性も多いと聞きますし、すべての面で男女平等が本当に
よい家族の形なのかどうかは疑問です。少なくとも権利やチャンスは平等であるべきだと考えます。