2010年5月7日金曜日

大学と地元機関との連携に注目。



■山梨学院大学、商工会議所と協力推進協定
http://www.yguppr.net/100427ygu_main.html


 


■プレスリリース

山梨学院大学と商工組合中央金庫甲府支店は4月27日、地域中小企業や地域社会の発展に貢献することを目的に、産学連携の協力推進協定締結調印式を行った。


目的としては、
(1)大学の研究成果などのシーズと地域中小企業などの経営ニーズとのマッチング・コーディネート。
(2)商工中金取引先企業からの経営相談(人材確保など)に関する支援。
(3)地域中小企業などの経営ニーズの情報収集及びそれに対する情報提供など。


とのこと。

以前このブログでも地域と大学のあり方について触れたが地域の財産である地方の大学と
地元企業、地元行政の連携は大学生の価値を最大限発揮するためには必須なことだと思う。
不況で就職難だというけれど、就職の競争倍率が高いのは大手企業だけだ。
地元の魅力ある企業の紹介は大学という機関を通じてもっと行われるべきであろう。


この概念から具体的な事例がしっかりと出てくる事を期待したい。
大学の試みって考え方はいいんだけど・・・っていうのが多い。
そもそもの取り組みが現場の職員の方からあがったアイディアだったり、
実務担当者に熱い人がいないと具体的なアクションになっていかないので要注意。

地方の学生に限らず、就職ナビ系サイトの情報だけでなく、
大学が何か自分の学校の学生のために提供していることはないか確認してみるといいかも。
大学って意外と学生のための取り組みをやっていたりとかするものです。

ただ・・・ほとんど知られていない。

山梨学院大学はその辺上手でわざわざ調印式を行って、
記者発表からプレスリリースまでうっています。
広報戦略がしっかりしていますね。

  

記者もそこまで集まっていそうではないのですが・・・それでも
大学のプレスリリースでこんな写真ってなかなかでてないものです。