2010年8月14日土曜日

楽しいゴミ拾い 新潟工科大

写真
見た目がイケテないところが好き。



学生のエネルギーの使い方として正しい気がしたのでご紹介。



■ビーチにお掃除ロボ 浜辺のゴミ拾い任せて 大学生試作





 海水浴客でにぎわう柏崎市の東の輪海水浴場に10日、
新潟工科大(同市)の学生らが開発を手がける
海浜清掃ロボットの試作機が登場し、
実際に浜辺のごみを拾うデモンストレーションを行った。
将来の商品化も視野に入れ、
学生らしからぬ「プロ仕様」の装置開発を進めているという。


 この日、浜辺に現れた海浜清掃ロボットは人の腰ほどの高さ。
無限軌道でゆっくり砂浜を進み、
落ちていたペットボトルをショベルですくい上げて回収した。
海水浴客は暑さも忘れ、もの珍しそうにその姿を見ていた。


 このロボットの開発は昨年秋、
経済産業省の採択事業の一つとして始まった。
当時の2、3年生計18人が外観や設計のアイデアを練り、
地元企業が製作に協力。農業用の運搬車を改造し、エンジンをモーターと
リチウムイオン電池に載せ替えたほか、
数十メートル離れた場所からの遠隔操作もできるようにした。
親しみやすさを狙い、同大のマスコット「つくっ太郎」に似せた姿に仕上げた。


 開発を指導した同大の中嶋新一教授(61)は
「もの作りの大学でやるからには『プロ仕様』を目指す。
来夏までには人を避けながら、自動でごみ集めできる海浜清掃ロボットを実現したい」。


 この日、リモコン操作を行った同大3年の笹川瑞穂さん(21)は
「ごみを拾うところが見えやすいよう工夫した。
この姿を見て、海岸にごみは捨てないという意識が
みんなに芽生えてほしい」と願っていた。(清水康志)



新潟工科大学のキャラクターつくっ太郎
お掃除ロボのデザインはここから来てるんだな・・・。

経済産業省の採択事業、ということでこんなところに税金が!
とか怒りそうな人がいそうだがこういう税金の使い方は個人的にアリだと思う。
新しい産業生みそうなニオイがすると思いませんか?
いつか全自動で街中がクリーンになるかもしれない。
キレイなところは犯罪が減るというし、楽しみです。

スタートアップ事業は最初から収益を産み出すのはかなり難しい。
上場企業は株主の目があり遊びができない
中堅以下の企業にはフリーキャッシュがなくて遊びができない。
一辺倒な固いもんばかりはつまらない。

大学生が大学や国からお金もらって、教授にアドバイスもらって
新しいことに挑戦できる環境を作って欲しいですね。