2011年1月28日金曜日

毎日コミュニケーションズが2012年卒 意識調査を発表。

意外と大手以外にも学生が目を向けてるということが特徴な意識調査になっています。
中小企業であってもしっかりと働ける環境を求めてるということでしょうか?



<「2012年卒マイコミ大学生就職意識調査」調査結果の概要 > 

■ 学生の就職観、「楽しく働き、個人と仕事を両立させ、人のためになる仕事をしたい」
学生の就職観は

「楽しく働きたい」がトップで32.6%
「個人の生活と仕事を両立させたい」が21.2%

となり、01年卒に行った調査以降12年連続で両項目を重視する傾向に変化は見られなかった。
一方、ここ数年で割合を伸ばしているのが「人のためになる仕事をしたい」で、
09年卒では11.3%だったのが年々その割合を伸ばし、
今年は01年卒以降過去最高の17.5%となった。
「楽しく働き、個人の生活と仕事を両立させつつ、人のためになる仕事をしたい」といった学生の就職観が浮き彫りとなる結果となった。また、文理男女別で見ると、「楽しく働きたい」は文理ともに女子は3割を超えるのに対し、男子は文理とも2割を超えたが3割には届かなかった。「人のためになる仕事をしたい」では、文系男女に比べ、理系男女の方が前年よりも増加した(「人のためになる仕事をしたい」:文系男子1.1pt増の17.2%、理系男子2.8pt増の17.6%、文系女子1.2pt増の16.8%、理系女子3.4pt増の19.9%)。


■ 「大手企業志向」が前年に引き続き半数割れ。「中堅・中小企業志向」が高まる
学生の企業志向では、大手企業志向が全体で前年比5.6pt減の41.4%(「絶対に大手企業がよい」+「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」)となり、前年に引き続き半数を下回った。一方、中堅・中小企業志向(「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」+「中堅・中小企業がよい」)は全体で前年比5.8pt増の53.4%と半数を超えた。08年卒以降、大手志向は減少に転じており、特に女子を中心に中小企業志向にシフトしている傾向が見られる(「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」+「中堅・中小企業がよい」:文系男子3.6pt増の46.6%、理系男子3.2pt増の43.7%、文系女子8.4pt増の60.3%、理系女子8.9pt増の58.2%)。


■ 会社選択のポイントは「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」がトップ。
学生の安定志向は若干弱まる傾向に文理男女すべてのカテゴリーで
「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」が4割を超え、全体で43.9%とトップとなった。続いて、「安定している会社」(22.6%)「働きがいのある会社」(22.0%)が上位を占める結果となった。しかし、10年卒以降「安定している会社」は減少傾向にあり(10年卒26.0%、11年卒23.0%)、年々安定志向が弱まる傾向が見られた。また、「給料の良い会社」(7.7%:前年比1.6pt減)「勤務制度、住宅などの福利厚生の良い会社」(11.1%:前年比2.9pt減)の割合は前年比ですべてのカテゴリーで減少した。一方、割合は低いものの「これから伸びそうな会社」(12.1%:前年比2.9pt増)がすべてのカテゴリーで増加。視野を広げ将来を見据えた企業選択をする学生も少なくないようだ。


【2012卒対象「就職意識調査」調査概要】
1、調査対象:2012年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生
2、調査期間:2010年10月1日〜2010年12月31日
3、調査方法:就職情報サイト「マイナビ2012」上の入力フォームによる回収
4、有効回答:10,768名(文系男子2,322名、文系女子4,641名、理系男子2,340名、理系女子1,465名)




◆調査結果 データダウンロード