2010年7月20日火曜日

エコ大学ランキング CCC調べ

Campus Climate Challenge (略称:CCC) という団体からエコ大学ランキングが発表されています。

環境破壊による地球温暖化の問題が叫ばれる昨今、
企業もCO2削減の目標を掲げているところが多くなってきています。
(それがいいことかどうかはおいといて)環境への意識が付加価値を生む時代に突入していると思います。
エコ=いいこと エコに取り組んでない=イケてない、遅れているというイメージにもなりかねません。

企業に限らず「ブランド」が重要な大学において
そのエコに対する取り組みを評価していくことは重要な価値を生むかもしれませんね。

CCCのサイトでは 2009年 第一回エコ大学ランキングが発表されています。
対象は334校で回答のあった参加大学は全国107大学。

国公立大学では
1位岩手大学、2位九州工業大学、3位は山形大学 

私立大学では
1位フェリス女学院大学、2位は昭和女子大学、3位は成蹊大学

という評価だったようです。
そんなCCCが2010年のエコ大学ランキングを作成するためにアンケート回答を求めています。
エコに興味のある学生は評価やアンケート集計に協力してみてはいかがだろうか?

2009年のエコ大学ランキングでは審査基準として
・CO2排出量
・削減目標
・グリーン電力購入目標
・学生への教育
・環境マネジメントシステムの導入
・専門部署の設置
・自然エネルギーの活用

などがありとても本格的です。

部門別表彰として
・二酸化炭素の削減率 部門        
・実施している地球温暖化対策 部門
・学生への啓発・教育 部門
・大学独自の取り組み 部門

というのも設置されています。

紹介されていた大学個別の具体的な取り組みとしては・・・
・購買でのレジ袋有料化(慶應義塾大学)
・「全スイッチに使わないときは切るように」とステッカーを貼る(郡山女子大学)
・温暖化被害国に対しての支援、マイボトルの販売(フェリス女学院)

など小さな取り組みでありながら確実に効果をあげそうです。
大学も社会との共生をしていく中でエコへの意識を高めていく必要があるのでしょう。
あなたの大学ではエコに対する取り組みは行われているだろうか?
もちろん、学生1人1人の意識がもっとも重要なのはいうまでもありません。

発表データはここから見れます。冊子版は500円で販売しているようです。