2010年4月25日日曜日

【LABO更新】大学生の意識調査 世の中の矛盾を感じている大学生は93%



■大学LABO更新 
http://hp.univlabo.com/data/ishiki/gakusei-kaigi-shitsu




カレッジ大学の学生会議室では毎月第1月曜日に4つのテーマを学長いとうせいこうより出題し、
そのアンケート結果を発表しています。大学生の考えている「今」が浮かび上がってきます。

カレッジ大学 学生会議室 
カレッジ大学のサイトではいとうせいこう学長から各アンケートについてのコメントがされています。


■2010年4月末集計データ 

N=448
大学生の83%が何か夢中になるものが既にあるようだ。また褒められると伸びると考えている学生も84%。
実際は叱られて伸びるケースのほうが多いはずだが・・・厳しいのは今の時代にあっていないのかもしれない。



N=395
世の中の矛盾を感じている大学生は93%!ただその矛盾に挑んでいる(実際に行動を移している)学生は59%。
結局思っているだけで何もしないという大学生が多いようです。約80%の学生が怒られたことがある、と回答していますが・・・2割の学生は真剣に怒られたことがない、との回答。さすがに甘やかされすぎのような気も・・・・。
怒られたことがない、というのは逆に気の毒のような気がします。


N=330
自分の意見を堂々と主張出来る大学生は70%。30%はできない、とのことなのでうまく引き出してあげることが
必要かもしれません。


N=300
他人を笑わせることが好き、と答えた学生は81%。学生生活中にたくさんの笑顔を作って欲しいものです。



N=294
大学生の75%は苦労を感じているようです。人間関係、就職活動、レポート、アルバイト、恋愛。どの分野でも若いうちの苦労経験は全てプラスになるはずです。71%は親からの援助で生活出来ていると言えるでしょう。



N=297
大学生の悩み相談の手段は78%が直接会って行う。2割はメールだけで相談できてしまうのですね。
コミュニケーションツールがこれだけ発展しても相手の目を見て、声を聞くことの重要さは変わっていないのでしょう。
相談って・・・したところで答えがでるわけではなくて、信頼できる相手に聞いてもらうだけでOKというケースが
多いとよくいいますもんね。


N=260
目標がぼんやりしている、やりたいことが見つからない大学生は全体の約半数。
52%は自分の目標が明確というほうが驚きです。私も学生中に自分の目標を明確に定められていたかというと疑問です。何も決まってなくてもいいじゃない。諦めずもがくというプロセスが大事な気がします。


N=234
深刻なコンプレックスがある大学生は62%。意外と多いです。一方弱点を強みにしようと前向きな人も多いようです。
カウンセリングを受けたいと考えたことがある人が49%もいるのはかなり驚きです。大学生の悩みはかなり深刻なものになっている。



N=234
朝食を食べている学生が82%というのは驚き。以前の調査で、朝食を食べることで希望の大学に行ける可能性が飛躍的に上がるという東北大の調査結果がありました。受験をくぐり抜けた大学生たちはやはり朝食を取っている割合は高いのかもしれません。学食に満足している大学生は57%とこちらは低め。学食側も長期休暇や土日祝日があり、利益の確保が大変だそう。学生側の要求は高くとっても大変ですね・・・。



より詳細な分析は下記よりどうぞ。 カレッジ大学 学生会議室