2010年2月6日土曜日

センター試験をデータでみる。



国公立大学の入試に
必須のセンター試験の
受験者数が左図です。

少子化が進んでいますが、
大学進学率は年々増加しています。
大学全入時代ってやつでしょうか。



平成15年に受験者数は60万人と
ピークを迎えてそこから徐々に
減少に転じています。



進学率だけではカバーしきれない
少子化が始まってると
いうことでしょうか。



(↑クリックすると表示が大きくなります。)



そんな中大学センター試験の平均点が発表されました。
受験生にとってはその年の平均点は大事な数字ですね。
私が地理を受験したとき地理の平均点が低くかったにもかかわらず特典補正がなく
ブーブー文句を言っていたのを覚えています。
1点2点に一喜一憂していたあの頃が懐かしいです。


一番受験者が多いのは英語で51万人。
日本の入試試験なのに国語より受験者数が多いって不思議ですね。
一番少ないのは工業数理基礎で67人。

・・・・。67人て
うーむ・・・やる意味あるんでしょうか?(苦笑)
少ないでいえばドイツ語やフランス語、韓国語も200人以下で随分と少ない。


2010年度センター試験 科目別平均点

教科・科目     受験者数    平均点
 <国語>
国語         497431   107.62

 <地理歴史>
世界史A       1979  52.31
世界史B       91118  59.62
日本史A       4094  48.42
日本史B     151792  61.51
地理A        4980  53.58
地理B       110093  65.11

 <公民>
現代社会    171419  58.76
倫理       55849  68.66
政治・経済    89887  59.16

 <数学(1)>
数学1       9555  40.87
数学1・数学A 368289  48.96

 <数学(2)>
数学2         7018  35.94
数学2・数学B   331215  57.12
工業数理基礎      67  48.49
簿記・会計      1367  40.77
情報関係基礎     606  59.91

 <理科(1)>
理科総合B    16372  64.83
生物1       184632  69.70

 <理科(2)>
理科総合A    29315  63.38
化学1       208168  53.79

 <理科(3)>
物理1     147319  54.01
地学1      24406  66.76

 <外国語>
英語        512451 118.14
ドイツ語        124 150.12
フランス語       165 134.81
中国語         364 138.03
韓国語         167 149.97
英語リスニング  506898  29.39


ちなみにそんなセンター試験。
独立行政法人大学入試センターというところが行っています。

はやりの事業仕分けで経費が削られたりしていないでしょうか?
経費は削っても問題の公平性・質は削らないようにしてもらいたいですね。