2010年5月23日日曜日

産学官連携厚労省表彰

環境省プレスリリース



産学連携の分野では権威ある賞のハズなんですが・・・・全く盛り上がっていないですね。
大学での研究が社会に貢献する素晴らしいもののはずなのでもう少し注目されて欲しいですね。


以下環境省プレスリリース
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12500



平成22年5月20日

産学官連携功労者表彰(環境大臣賞)の決定について(お知らせ)

 産学官連携功労者選考委員会(主査:相澤益男(総合科学技術会議有識者議員))による選考を経て、産学官連携功労者表彰(環境大臣賞)を決定したのでお知らせします。
産学官連携功労者表彰(環境大臣賞)は、地球環境保全、公害の防止、自然環境の保護及び整備その他の環境の保全の視点から、大学、公的研究機関、企業等の産学官連携の推進に多大な貢献をした優れた成功事例を表彰するものです。

1.受賞の決定

(受賞事例)
少水量対応高効率地中熱利用ヒートポンプシステムの開発
(受賞者) ※敬称略
中村 靖
新日鉄エンジニアリング株式会社 シニアマネジャー
長野 克則
北海道大学大学院工学研究院 教授
葛 隆生
北九州市立大学国際環境工学部 講師

(受賞理由)

 新日鉄エンジニアリング株式会社のゼネコンとしての空調設備の設計・施工実績と回転圧入鋼管杭(地下空間構築)技術に、北海道大学の地中熱利用に係る豊富な研究実績をプラスするという、産学連携の相乗効果により、杭を中心とした地中熱交換機の性能を十分に発揮できる先進的な地中熱ヒートポンプシステムが開発された。
本事例において、熱源水循環流量の少水量化を可能とし、建築物の基礎杭を利用することにより、システム効率の大幅な向上と費用の低減が図られたほか、冷房過多状態への対応として、地中熱・大気放熱併用システム、地中温度回復の評価手法が確立された。これらにより、従来より期待の高かった、地中熱源利用の幅広い普及が期待できる。